タイ古式マッサージのマニアックな話

タイ古式マッサージとはこんなに奥が深いのです

学んだ記憶のないタイ古式マッサージ

タイ古式マッサージは思考の暴走や心の悩み、身体の症状の改善、緩和のために作られましたが、効果があるかどうかは実際にやってみないとわかりません。私はお客様に寄り添うタイ古式になるよう、習ったことと覚えていることを忠実に再現していますが、実は師匠より何かを教えてもらったり学んだ記憶がありません。授業で使うプリントやテキストを読み返すことはほとんどありませんし、ベーシック、アドバンス、マスターではそれぞれ違う型も学びましたが、正直、型が何の意味を持ち、何の役立つのか、さっぱりわかりませんでした。師匠はいつも「テキストは単なるカタログで大切なことはほとんど書かれていませんから、覚えなくていいですし、授業でやったことは全部忘れて下さい」と言っていました。ここ数年の間にようやく型はセンを捉えるため、風の流れや動きを読むためにあるということに気がつき「そういうことだったのか~」と1人で大興奮。で、現在使っている型はせいぜい10~20パターンくらいです。私の習得したタイ古式マッサージはストレッチや指圧重視ではないため、型は使いません。よって覚える必要がないのです。別の言い方をすると、強い刺激を与えてしまうと風の感覚がつかめなくなるのでストレッチや指圧には頼れません。

型のほとんどないタイ古式の施術は毎回面白い発見の連続で、いい意味で期待を裏切ってくれます。よくわからないまま授業は終わり、よくわからないままタイ古式をやり続けてきましたが、師匠のタイ古式とは違うものになっています。でも「それでいいんですよ~」と師匠は言います。いえ、必然的にオリジナルになっていくそうです。ちなみに師匠は触覚で風を捉えるタイプで私は視覚タイプです。

今後もこのマニアックブログで口伝伝承で受け継がれたお釈迦様のタイ古式マッサージならではの面白さを書いていけるよう、タイ古式の奥深さを追求していこうと思います。