タイ古式マッサージのマニアックな話

タイ古式マッサージとはこんなに奥が深いのです

「どちらでもいい」という自由

タイ古式は受けても受けなくてもどちらでもいいものですが、調子が悪い時こそぜひお試しいただきたいと思います。ウツっぽい気分の時やウツ真っ只中という方にもおススメです。タイ古式はもともとヨガをやりすぎたり瞑想しすぎたりでクンダリーニ症候群(エネルギー障害)になった人々を元に戻すための技法です。でも、効果があるかないかはやってみなければわかりませんし「受けても受けなくてもどちらでもいいもの」という特徴ゆえ、お客様の自己責任でご判断いただいております。

スクーリングでタイ古式を習いたいという方には「タイ古式には目的達成という概念はなく、症状改善もあるかないかよくわかりません」ということをお伝えし、そのことに了承していただいた上でスタートします。レッスンは実践形式で、私が知っていることはすべて包み隠さずお伝えします。で、終了した後は「小さなことでも質問して下さい。タイ古式をやると疑問だらけになりますから」と言うのですが、質問はほとんどきません。

「私の伝え方が悪いのかもしれない」と思い、宮城先生に相談すると「タイ古式は手渡せませんよ」とニコニコ笑顔であっさり断言。

なるほど。

タイ古式は自分で見つけていくもので、誰かや何かより学ぶものではないのです。

でも自分で見つけていくにはあまりにも情報が少ないため、今まで手にしている知識や技術と結びつけようとするのですが、他の何にも似つかず、他の何にも属していません。本国タイで教えているタイ古式マッサージとも違います。私はもともと指圧やストレッチタイプのタイ古式を習ったことがないのでその情報は頭や身体に入っていませんが、フーレセラピーや整体、アロマテラピーなどは学んでいます。もし「かつての技法は捨てられない、今持っているものは捨てられない」という場合はその思いを持ち続けたままタイ古式をやるしかないのですが、かつての技術や知識が邪魔をして混乱します。さらに「こうしなさい」という正解がないため「これでいいのだろうか?」と常に自分のやることに自信が持てません。

そんなこんなで、タイ古式は自分との対話です。受けても受けなくてもいいのと同じで、続けても続けなくてもどちらでもいいものですが、頭でいくら考えても答えは出ないため、身体を使ってタイ古式を知るしか方法はありません。時間をかけてゆっくりと風が自分に吹いて来るのをひたすら待ちます。