タイ古式マッサージのマニアックな話

タイ古式マッサージとはこんなに奥が深いのです

技が本物になったとはどういう意味?

Aさん(お客様)「『先日のブログにタイ古式が本物の技になった』と書いてありましたが、それはタイ古式が症状改善に効果が出るようになったと言うことなのですか?」

私「いいえ~残念ながら私のタイ古式は『なんとなくスッキリした』や『やる前よりは少し軽くなったかな?』くらいのもので、『症状改善の壁は越えられない』と諦めたからこそ、私のタイ古式になったと思っています」

Aさん「では技が本物になったとはどういう意味ですか?」

私「タイ古式は『思いを横に置いたり、思いを捨てるトレーニング』だと師匠より聞いていますが、私はある時からタイ古式にも自分にもそれほど期待をしなくなって、期待をしなくなると面白い時間になることを発見し『面白い』以外を望まなくなると、時々ギフトとして症状改善がやってくるので、このまま続けていくと『いつかは師匠のような症状改善型のタイ古式ができるようになるかも』という新たな期待が生まれたので、引き続きタイ古式をやっています。 ○○○さんはなぜタイ古式を受けるのですか?」

Aさん「う~ん、、、。時々なんとなく受けたくなるから。でも本当に腰が痛くなったら整体に行きますし、鍼灸にも通ってますよ」

私「そう、それでいいんですよ~。その時必要だったり行きたい場所に行くのが1番ですよ~」

タイ古式は「自分の思いを横に置く、忘れる」という慈悲喜捨の「捨」を体感できる2人ヨガで、その感覚やエネルギーが心と身体に影響を及ぼします。

やる側の私はひたすら「風」を意識してご予約の時間を過ごします。お客様もタイ古式を受けた時間をただ通り過ぎていけば風に導かれてちょうどいい場所に着地(グラウンディング)します。呼吸法やポーズ、イメージングは必要ありません。

私は古いタイ古式の教え「SEN (セン)の中の風」を知っています。自分が触れているSEN を理解していますし、その中に在る風を知っています。そういう意味では私はタイ古式がわかるようになっていて、やり続けていれば「自分の思いを越えたタイ古式マッサージに出会える」と信じています。その期待や好奇心は私の中から消えることはありません。疑うこと、確かめることを経て「タイ古式が本物の技である」と信じることができるようになりました。「結果」を諦め、「結果を求める自分」を忘れ、「『結果の意味や価値』はそれほど重要なことではない」という意識が私の中に入りました。この感覚は私の中にあった「生きることで生じる苦しみ」を軽くしてくれています。自分の中身が変わったことで技が本物になりました。なので症状改善はなくてもいいんです。