タイ古式マッサージのマニアックな話

タイ古式マッサージとはこんなに奥が深いのです

タイ古式でシンフォニーが聞こえてくる説

先日、夢を見ました。

夢の中でもタイ古式をやっていて、センを伸ばして押してと調整しているうちにクラシックの協奏曲のような音が滝のように流れてきて、すると次は外からゴミ収集車のメロディが聞こえてきたので慌ててゴミを持って外へ飛び出しました。それにしても夢の中でもタイ古式だなんてどんだけ好きなんだろう?私はこの仕事、中断することはあっても辞めないだろうなぁ。そういえば先週Aさんが「首の調整の時いきなりクラシック音楽が脳内で流れ出しびっくりしたけど、今までで一番身体が楽になった」と言ってたっけな~。

ミヤギ先生のタイ人のお師匠様は聴覚タイプで風の流れをシンフォニーで捉えるそう。ミヤギ先生は触覚タイプで身体から数センチ離れたところからでもセンに触れられるそう。私も先生のようになりたいなーー。という訳で今年最後のご予約も頑張ります! 

現実は地味です

タイ古式で起こる変化は上昇ではなく下降です。

彼氏が欲しい

結婚したい

収入をアップさせたい

お金の悩みを解決したい

ネガティブな感情をポジティブにしたい

などwant や demand が軽くなるという変化。

良い方向へと変化することを期待したり、良い方向へ変化したと思い込んだり、良い方向へ変化し続けなければいけないという思いや考えが静止します。

そもそも良い方向ってどこ?

風があなたに寄り添いながらあなたのために揺さぶりをかけます。

でも、劇的な変化は起こりません。

魂が求める純粋な欲のために必要なことは地味に地道に少しずつ着々と。

時間もかかるし、時間をかけている間にいつの間にか別の道を歩いている、なんてことも。

と書いてしまうと面白くありませんが、正直です。

目的があり、目標があり、達成することが成功で到達できなければ失敗?

いやいや

失敗を失敗や不幸だと思わない自分になればいい!

思っていた目標が達成できなくても道は他にいくらでもあるのだから大丈夫。

日々コロコロ変わる感情に翻弄されず、頭の中に浮かぶ妄想をスルーしながらやり過ごせるようになれたらどんなに楽でしょう。

タイ古式はそんな自分、気楽な自分でいられるためにここに在ります。

いい加減、好い加減、良い加減なゆるくてやさしくて慈悲深いお釈迦様のマッサージ。

テキトウでいいというか適当がちょうどよいのです。

私の知る波動の存在

私が触れる風の感覚は触覚を軸に視覚、聴覚、嗅覚、味覚へと繋がったり広がったりしていきます。風の精霊は私達より少し上に存在する波動で高次の存在ではありませんので、特定の具現化された存在(龍神様、天照大神様や歴史上の人物やご先祖様)とは異なるため、私自身が偉大な存在とチャネリングやコンタクトを取ってメッセージをお客様へと降ろす、ということはありません。ただ、お客様のお身体より龍神様を感じたり、お亡くなりになられた身内の方を感じたりということはありますが、それもサティの一種です。

風の精霊は純粋で遊び心があって繊細で恥ずかしがり屋でまるで幼い子供のようにお茶目な存在です。風に触れると純粋さを感じますので、タイ古式の時間は心が清らかになり、心地いい感覚になります。お客様とのおしゃべりの中でさまざまな出来事をシェアしながら、非日常的な現実を体感しています。

四大要素とタイ古式の役割

タイ古式は自分自身の中から湧いてくる妄想(不安や心配)をセッション、セラピー、カウンセリング、コーチングといった手法ではなく、身体を使って和らげていく技法です。頭や心が受容(水の作用)している、又は上昇(火の作用)している波動を拡散(風の作用)させ、中和したバランスのいい状態へと降ろして(地の作用)いきます。

身体の中のセンより風(拡散の作用)の働きを用いて思考や感情へと揺さぶりをかけ、全身を整えていきます。思考や感情を身体へと共鳴させながら3つを1つに繋いでいきます。不安や心配から解放されると身体が楽になり、それが体感できて初めて思考と感情と身体は繋がっているということが理解できます。

エネルギーが下降しグラウンディングした状態を保つと徐々に妄想にとらわれることはなくなっていきます。

これこそがタイ古式の役割で私がお客様へと手渡したい哲学です。哲学といってもヨーガスートラなどの難しい仏教経典の解釈とかではなく、修行しなくても苦行しなくても普通に日常にタイ古式を取り入れることで、自分の中の悩みや苦しみが中和や緩和されるということをお伝えしたいのですが、この感覚は頭で考え言葉で手渡すことはできません。

タイ古式は慣れないうち(思考が働く場合)は手渡しが難しいのですが、やり続ければ思考や感情が静止し、マインドフルネスの状態で型(お客様の身体を動かす)をやれるようになります。2人で行うヨガですので受ける側もやる側もグラウンディングしていきます。バンタ(チャクラ)が活性化され地に足が着くと自分を信じられるようになり、自分を信じられるようになると直観が働くようになり「このひらめきは自分の思考ではなく上からのメッセージ」ということがわかるようになります。

自由で在るために

タイ古式をやると純粋な好奇心と遊び心が戻ってきます。普段の私は心配性で過干渉な母親ですが、そんな自分を忘れさせてくれます。

タイ古式で使う型は覚えた時から変わりませんが、少しずつ技の中身や質が変化しています。いつもの通り、同じ型、同じ時間配分でタイ古式をやっても着地する場所は毎回違います。やればやるだけ、受ければ受けるだけ、風の味が変わります。風に触れ、風の音を聞き、香しい風の行く先を見つめながら風についていきます。タイ古式をやるとさまざまな面白い体験をしますが、明日も同じようなことが起こるかどうかはやってみなければわかりません。風は気まぐれで私に近づいてきてもいつの間にか離れているため、また近づいてきてほしいしまた触れたくなります。今この空間に恐れや不安は存在せず、周りのことなど気にも留めない、自由気ままな風が私の中を通り過ぎていきます。その流れについていけば私も自由になれるかもしれない。そう思えるのでタイ古式をやるのが好きです。